2015年に読んだ本ベストテン! その2

続きまして、第5位から第1位までの発表です。





第5位


神様のカルテ0
小学館
夏川 草介

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命のドラマ。やはり、このシリーズいいなぁ。胸に沁みる。シリーズ第4弾でこれまでの3作の前日譚となっていて、一止らの学生時代にまで遡る。こんな過去があったのか、こんなキャラもいたのかと楽しみながら読んだ。本庄病院の研修医の面接に臨む一止。「24時間365日対応」の看板を見てどう思うかと聞かれ、「医療の基本だと思います」と。キリリと答える姿が胸にジンときた。





第4位


今日も一日きみを見てた
KADOKAWA/角川書店
角田 光代

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あ~、かわいいなぁ。ほんと、かわいいなぁ。大人しくてフレンドリーなトトちゃん。こんな子だったら一日中見てたいわ~。「猫、世界を変える」という題のエッセイが良かった。BC(Before Cat)とAC(After Cat)。なるほどねぇ。自分はBC時代が短いからあれだけど、著者のように大人になって初めて猫を飼うと、見る世界が変わってしまうというのは分かる気がする。猫愛がギュッと詰まったエッセイ集。猫好きの方には断然オススメ。





第3位


風が強く吹いている (新潮文庫)
新潮社
三浦 しをん

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年頭に箱根駅伝を見て、その熱がいまだ覚めやらぬ頃に読んだ。とんとん拍子で箱根出場が決まり、箱根はそんなに甘くないよと思いながらも、最後の方は胸を熱くしながら読み進めた。特に、ふらつきながらゴールする5区の神童や、足に爆弾を抱えながら激走する10区のハイジには、実際の選手の姿も重なり、思わず涙腺が緩んでしまう。みんなの思いと汗が染み込んだ襷(たすき)をつないでいく。駅伝っていいな。





第2位


しろさびとまっちゃん 福島の保護猫と松村さんの、いいやんべぇな日々
KADOKAWA/メディアファクトリー
太田 康介

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保健所に送られる(=処分される)直前に助けられた2匹の猫、白猫のしろとサビ猫のさび。そして、福島第1原発事故後も20km圏内に住み続け、残された動物たちの世話を続けるまっちゃんこと松村さん。彼らの日々の暮らしを綴った写真集。自然の中で伸び伸びと暮らしているネコたちの姿からは孤独感や悲壮感みたいなものは全く感じないんだけど、なぜだか涙が出てくる。守られた命、そして新しく生まれた命。命の重さがじんわりと伝わってくるからだろうか。





第1位


心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)
角川春樹事務所
高田 郁

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江戸を舞台に、天涯孤独の少女・澪(みお)が幾多の困難を乗り越え、料理人として成長していく姿を描いたシリーズ。全10巻、どれも面白いけど、この第6巻が最高の泣き回。幼い頃に生き別れた親友の野江と襖越しながら言葉を交わすことができ、そして想い人との想いも通じて。しかし、どちらかを選べば、もう一方が失われる。どちらに転んでも辛い。そういう大きな岐路に主人公が立たされる回。オススメです。



(つづく)



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