いつやるか? 今でしょ!


画像




昨日、丸亀市民会館で行われた林修先生の講演会に行ってきました。



つかみは地元ネタから。

①香川県は歴史上2度消滅した(知ってた)。廃藩置県から今の状態に落ち着くまでにいろいろあったんですよね。

②高知に半家(はげ)という地名がある(初耳!)。 ここは平家の落人の村で、「平家」という地名ではまずいので、少し変えて「半家」にしたという説があるとか。

③JR四国の路線名について。愛媛高知間は予土線。愛媛香川間は予讃線。高知香川間は土讃線。と、旧国名(伊予、土佐、讃岐)を使ってるのに、なぜ、香川徳島間だけ、高徳線なのか。阿波と讃岐で阿讃線などとすべきではないのか。納得いかないとのこと(笑)。たしかにねぇ。考えたことありませんでした。


聴衆の心をつかむために、講演会に行く土地のことをちゃんと調べてから講演に臨まれてるんですね。小泉進次郎と同じですね^^。当たり前のことかもしれませんが、感心してしまいました。



肝心の講演の内容は、たぶんいつも予備校で学生さんに向けて語られているのかなというような話でしたが、聴衆(多数が田舎者、年配者w)の自虐心をくすぐるような笑いを織り交ぜながらよどみなく語られるので、飽きることなく、あっという間の90分でした。


キーワードは「優しい社会の終焉」。

高齢化、人口減、「第4次産業革命」による仕事の喪失(自動運転車の出現など、今の仕事の半分は機械に取って代わられる)など、これまでの「優しい社会」はもう終わり。これからの厳しい時代を生きていかないといけない若い人は大変。

しかも、格差が拡大し、固定化してきている。そのことを実感するのが東大生女子に美人が増えたことだ、と(笑)。学生時代に家庭教師をしていたが、裕福な家庭には可愛い子が多かった。それはお母さんが美人だから(お金持ちの男性は美人をつかまえるということでしょうか)。そして、お金持ちの子弟の美男美女同士が結婚し、子供の教育にお金をかけた結果、東大生に可愛い子が増えている、と。

また、そういう家庭の母親はみんな読書しているという話もありました。親の背を見て子は育つということでしょうかね。


「便利=外部化」という話もありました。たとえば、電話番号をいくつ記憶しているか。携帯という「外部」に番号を登録するようになってから覚えなくなった。便利というのは、それだけ内部から何かを奪っているのだ、と。たしかに。便利にばかり頼ってると、頭も体も、内部が空洞化してしまいますね。


そして、「やりたいこと」ではなくて「やれること(=他の人がしてほしいと思ってること)」をやることが大事だ、と。

林先生が一番やりたいのは、「本を書くこと」なんですって。だから最初に出版社から本を出さないかという話が来た時には喜んだ。ただ、先方の要望は自己啓発本を書いてくれということだった。が、林先生は自己啓発本が嫌い(笑)。でもそれ(やれること、望まれていること)をやり、その本が売れることで、後に本当に書きたい本を出すことができた。

で、その書きたかった本というのが『すし、うなぎ、てんぷら』。売れなかったそうですが(笑)。機会があれば読んでみようっと^^。



テレビでいつも拝見しているので話が上手なのは先刻承知ですが、演台にしがみついて話すことなく、ステージの右左と動きながら話されるのが印象的でした。

そして、自慢が嫌味にならない(笑)。突き抜けた自信があるからでしょうかねぇ。

自分も「やれること」を、誠実にしっかりとやっていこうと思いました。


この記事へのコメント

2016年08月01日 09:03
お早うございます^^
いつも気持ち玉有難う御座います(^^ゞ
身に染みるお話で気持ちが洗われました。
やりたいことではなく、なにが出来るのか…。
今の自分に必要な言葉です。
有難う御座いましたm(__)m
Gummo
2016年08月01日 09:28
yottiさんへ

おはようございます!
少しでも何か得るものがあったなら、紹介した甲斐がありました。
「やりたいことで、しかもやれること」ができれば一番いいんですけどね(例として、ドライブが趣味のタクシー運転手さんを挙げておられましたw)。
林先生は、予備校講師も、テレビの仕事も、やりたいことではないと仰ってましたね(契約更新したのでとりあえず2020年までは講師を続けるそうです^^)。どちらもやれちゃうのがすごいことですが。そのために人知れぬ努力をされてるのでしょう。
将来の社会状況も見極めながら、やれることをとことん磨くことが必要なんでしょうね。
2016年08月01日 13:06
林先生の お話し面白いですよね!
テレビとまた違う面も見れたのでわ?
やりたいことができるひとって少ないと思うけど
やれることをやるってなら私にでもできるっ
すし、うなぎ、てんぷらの本探してみようかなw
Gummo
2016年08月01日 18:09
そらさんへ

本当に頭のいい人は話も上手ですね。それに、講演も繰り返しやってきてもうネタがちゃんとできてるんでしょう(笑)。面白かったです。

書き忘れましたが、「やりたいことじゃないけれどやれること」としてされたという本の執筆ですが、その話を持ちかけてくれた宝島社の編集者は当時フリーだったとか。しかし、林先生と出した2冊の本がベストセラーになり、正社員になれたんですって。で、そのことを一番喜んだのが、その編集者の奥さんのお母さん。娘が収入不安定な人と結婚したのがずっと心配だったそうで。やれることをやれば、それで喜んでくれる人もいるよという話でした。

本の正式なタイトルは、『すし、うなぎ、てんぷら~林修が語る食の美学』でした。林先生の自信作だそうです。売れなかったけど(笑)。
2016年08月07日 08:23
そうか、東大には美人が多いんだ。
よし、これから勉強して私も東大に・・・無理そうなので止めておきます。
Gummo
2016年08月07日 09:18
ヤスさんへ

美人に囲まれて勉強してみたいですよね(笑)。
東大の学生になるのは難しいかもしれませんが、東大の学食には誰でも入れるそうですよ^^。
2016年08月19日 00:50
やれることを誠実に、、、Gummoさんのお言葉が心にグッときました。今の私には、それが一番大切なことだと思えます。そして、、、それはなかなかに難しーですよね。
(* ̄ー ̄)う~
Gummo
2016年08月19日 08:27
うきさんへ

ついついグッとくる言葉を発してしまうんですよねぇ(笑)。
やれることよりやりたいことやりたいよと思うのが人の常ですが、まずはやれることをしっかりやらにゃいかんですね。難しいですが。

この記事へのトラックバック